配属先の所長と振り返る
新入社員研修から仮配属終了まで

施工管理職として入社した福田組の新入社員は、2カ月にわたる本社での研修後、6月から現場への配属となります。今年も30名の新入社員が、現場デビューを果たしました。今回はその中から、東京都「隅田川耐震補強工事」の現場に配属された新入社員2名に現場所長を交えて、入社後の研修から仮配属(※)終了までを振り返ってもらいました。

※福田組では、土木部の施工管理職にのみ4カ月の仮配属期間が設けられています。

MEMBER

  • 関川 礼史

    東京本店 土木部
    隅田川耐震補強工事 所長
    1996年 新卒入社

  • 尾原 颯馬

    東京本店 土木部
    2024年 新卒入社

  • 長島 大起

    東京本店 土木部
    2024年 新卒入社

※所属および掲載内容は取材当時のものです。

すぐに必要となる知識と、未来のキャリアを意識した研修

関川所長

もうすぐ入社後半年が過ぎ、仮配属も終わるね。入社してからここまでを、少し聞いてみたいと思います。まず、研修はどうだった?

尾原

研修では社会人としての教養と、ゼネコンについての基本的なことを教えていただきました。部門別研修ではCADの指導や測量の実習もありましたし、ハーネスの付け方など、現場で必要となる技能の特別教育も。あと、これから仕事をする上で取得を目指した方がいい資格についても、ガイダンスがありました。

関川所長

おぉ、資格。私が入社した28年前も、同じように入社後2カ月間みっちりと研修があったけど、資格については無かったな…。

長島

資格1つひとつを詳しく解説…という感じではなくて、簡単な説明と「何歳までにこの資格を取りましょう」というようなガイダンスでした。

関川所長

なるほどね。私たち施工管理者は、自分で作業をすることは無くても、作業員さんが作業している内容を理解していないといけないからね。そういう意味でも、業務経験を積むだけでなく、資格取得は目指した方がいいね。
研修中、辛いことはなかった?

尾原

正直、座っている時間が長い、座学の研修は、辛かったです…(苦笑)。

長島

研修では多くの実習がありましたが、確かに、1日中座りっぱなしのときは、僕もキツかったです…(苦笑)。

関川所長

それは、キツイだろうね。よく乗り切ったな(笑)。研修の内容はどうだった?知らないことだらけだったか?

尾原

全体を通して、知らないことがほとんどでした。「大学でやったな」と思ったことは測量くらいで、僕はCADも初めてでしたし。長島くんはCADやっていたんだよね?学校で。

長島

やっていたけれど、今回習ったものとはソフトが違って結構戸惑ったよ。でも、講師の方が手取り足取り、丁寧に指導してくださったので助かった。

尾原

僕はそれでもダメだったな…(苦笑)。未だに使いこなせなくて、ここに来てからも先輩に助けてもらった。

長島

僕はそれを隣の席で見ていて、「助けた方がいいかなー」と思いながら、「いや、先輩に教えてもらった方が確実だな」と思って助けなかった(笑)。

尾原

そうだったの⁉助けてよ!(笑)

研修で習ったことを具体化する、現場での学び

関川所長

さて、そんな研修期間を経て、我が現場に配属されてきた君たちですが、この4カ月間どうでしたか?研修で学んだことも活かせたかな?

尾原

研修で教えていただいたことを、現場で具体化させていく感じでした。先輩方から「これできる?」って聞かれて、それ自体が何であるかは研修で習ったので知っているのですが、「具体的にどうするのか?」は分からない。それをイチからここで学びました。

長島

測量の仕方も研修で習いましたが、やはり環境が現場によって全く違うので、現場でやってみて、より具体的に「こういうことか」と合点がいくようになりました。

関川所長

なるほどね。確かにそうだね。「最低限知っておいてね」ということを研修で習って、具体的に理解する場が仮配属先だね。そう言えば、6月下旬からは朝礼の司会もふたりに交代でやってもらっているけど、どう?まだ緊張する?

長島

人前で話すのは苦手なので、最初はすごく緊張しました。家でしっかりと台本を書いて、当日はなるべくそれを見ずに言えるように練習して…ってやっていたんですけど、1カ月くらい経つと緊張も和らぎ、手元に台本が無くてもしゃべれるようになりました。

尾原

僕も最初は自分で何を言っているのか分からないくらい、緊張しましたね…。

関川所長

職人さんたちは、みんな自分より知識や経験がある人が多いからね。安全に関して伝えても「そんなの分かってるよー」って思われているんだろうなーとか、気になっちゃうよね。正直私も、入社10年目くらいまでは、それが気になって自信が持てなかった。

長島

所長も、そんなに長く…。

関川所長

そんなもんだよ(笑)。ちょうどその頃、1つの現場を任されるようになって、少し自信がついて、気にならなくなった。みんな一緒だと思うよ。少しずつ、経験と自信を重ねていけばいい。
あと、測量は?失敗して学んだこともあったよね?

尾原

はい…。最初の頃、基準点を間違えて測り続けてしまって、事務所に帰って来て数値を出したら「これ違うよ」って先輩に指摘されて、もう一度、全部測り直しました…。

関川所長

そうだった、そうだった(笑)。

長島

測っている時には数値は出ないので、全く気付かなかったです…。その後、測量する際は、基準点の位置をしっかりと確認して、先輩にも確認を取って始めるようにしました。

関川所長

その間違いは、どんなにベテランになっても起こり得ることだからね。自分を過信しない。疑って確認する。大切なことを学んだね。他にも、2人がここでやった測量や写真撮影と写真整理、安全日誌の作成などは、施工管理の基本だからね。今の初心を忘れずに、これからも続けてください。

尾原・長島

はい!

先輩方の教えを胸に、次のステップへ

関川所長

もうすぐ仮配属終了で、尾原はここに残るけど、長島は別の現場だから、寂しくなるな。

尾原・長島

そうですね…。

関川所長

この仕事は、仕事場も一緒に働く人も、次々と変わっていくからね。現場ごとに「やれること」を増やして、成長していってほしい。たった4カ月だけど、「この現場でこれができるようになりました」と言ってもらえるようにしようと思って、君たちに接してた。ちょうど、うちの娘と同じ年頃だしね。うちの娘もこうやって、社会人デビューしているんだな、と。でも、私のことは怖かったでしょ?

尾原

いや、全然怖くなかったです。いつも気さくに話し掛けてもらえて。所長がみんなに話し掛けているので、事務所内にはいつも会話が生まれて、すごくいい雰囲気だと思います。

長島

所長や先輩方が話をしている内容が自然と耳に入り、現場の様子も分かりますし、勉強になりました。

関川所長

それ、結構意識してやってるんだよね~。

尾原・長島

そうなんですか!

関川所長

会話ができる環境を作っておけば、自然と「報・連・相」ができるからね。あそこで困っているな…ということも、察知しやすくなる。

尾原・長島

さすがです…!

尾原

あと、所長も先輩方も、押しつけないんですよね。「自分はこう思うから、こうした方がいいよ」という感じで、一方的に考えを押し付けるのではなくて、経験上の理由を付けて教えてもらえるので、すごく頭に入りやすかったです。

関川所長

そうか、それは良かった。先輩のふたりにも伝えておくよ。

長島

それに、所長の焼肉(※)。あれは本当においしかったです。所長自ら買い出しに行ってくださって…。

※関川所長主催で、時々事務所内のキッチンで焼肉や鍋などの食事を作り、所員みんなで夕飯を食べているそうです。

関川所長

あはは!あれはね、私もかつて、先輩にしてもらってうれしかったことをやっているだけ。喜んでもらえて良かったよ。この先もいろいろな現場に行って、たくさんの人との出会いがあると思うから、変に工種にこだわったりせず、全国の現場を経験してきて欲しい。私も東京から始まって、新潟も九州も行ったけれど、地域によって段取りの進め方や、職人さんとのコミュニケーションの取り方も違うからね。対応力が磨かれると思う。正直、辛いことも多かったけど、まぁ、その現場にいる期間は限定されているわけだから、ちょっとした旅行気分も楽しめるしね。

長島

いいですね!僕、旅行好きなんで、面白そうだなって思います!

尾原

僕は、できれば、もう少し、東京にいたいです…。

関川所長

おーい!(笑)

仮配属に関するレポートについては、コーポレートサイトの FUKUDA JOURNAL もぜひご覧ください。
コーポレートサイト FUKUDA JOURNAL