先輩社員と振り返る
新入社員の現場デビュー1年目

2022年9月の着工から約2年となる「新潟駅南口西地区新潟都心地域 優良建築物等整備 事業」。同プロジェクトには、2023年入社の社員も参加しています。今回はその3名に集まってもらい、サポート役の先輩社員2名と共に、現場デビュー1年目を振り返ってもらいました。入社1年目から、現場での実践を通して学ぶ新入社員の奮闘ぶりと、彼らを支える先輩社員の優しくも厳しい一面をご覧ください。
MEMBER
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【先輩】
八島 倫太良新潟本店 建築部
工事部
2017年 新卒入社 -
【先輩】
石井 美香新潟本店 建築部
工事部
2018年 新卒入社 -
【若手】
神田 野杏新潟本店 建築部
工事部
2023年 新卒入社 -
【若手】
山﨑 康尚新潟本店 建築部
工事部
2023年 新卒入社 -
【若手】
赤井 涼真新潟本店 建築部
工事部
2023年 新卒入社
※所属および掲載内容は取材当時のものです。
さまざまな実体験を重ねたこの1年


みんながここに配属されて約1年だね。この1年、どうだった?

振り返ると、失敗したあの日が昨日のことのように蘇ります…。

例えば?

クレーン手配の日にちを間違えて、要らない日にクレーンが来ちゃったりとか…。

あったね…(苦笑)。

PCa※サイト(現場でコンクリート構造部材を製造する場所)でつくった部材の仕上がりが良くなくて、施工階に設置した後に「これおかしいぞ!」って指摘を受けたりとか…。
※PCa:プレキャストコンクリートの略。今回の現場で建設中のマンションは、「PCa工法」という、あらかじめ工場でコンクリート構造部材を製造し、現場にて組み立て完成させる工法を採用しています。また、その一部は工場ではなく現場で製造しており、その場所を「PCaサイト」と呼んでいます。

どちらも原因は「確認不足」だな。

そうなんです。どちらも確認不足が原因なので、クレーン手配に関しては必ず前日に手配先に電話して確認すること、PCaサイトについてはより気を引き締めて、大丈夫だと思い込まずに確認・検査をするようにしました。

地道なことだけど、それしかないよね。複数人で確認しても、見逃してしまうこともあるから。

私も打設時に、コンクリートがあふれちゃったことを昨日のことにように思い出します…。

粘度の高い高強度コンクリートに、職人さんも慣れていなかったしね。普通のコンクリート打設とは、やっぱり違うんだよね。

でも、私がキチンと声掛けをしていれば、防げたミスだと思うので…。やっぱり「言わなくても分かるだろう」はダメなんだな、と反省しました。

私にとっても、この高強度コンクリートやPCaの施工は、今回経験できて新たな学びになったと思ってる。特にPCa工法は現場調整の部分、職人さんの技量が必要とされる部分も多くあって、思っていた以上にアナログなんだなと。

僕は今、八島さんが組んでくださった内装工程を元に、各業者さんの内装材の搬入予定を組んで管理しているんですけど、実際にやってみると予定通りにいかないことが多くて…。時間がずれて、結果、搬入がかぶって「どうする?」みたいな状況がよく起こっています。

やってみないと分からない部分はあるからね。やってみて、調整する。その繰り返しだよ。

そうなんですよね。細かい時間調整、空き時間の有効活用が重要なんだな、とやってみて分かりました。

サイクルも早いからね。躯体が8日で1フロア構築されるから、内装のサイクルも早い。前の現場もマンションだったけど、PCaじゃなかったから、1フロア14日くらいだったと思う。この早いサイクルに、入社1年目からついてきているのは、エライと思うよ、3人とも。
(そうなんだ…。どうりで大変なわけ…。苦笑)

現場で実感する、建築のおもしろさ


さて、いろいろな反省が出たところで、やりがいや楽しさのような話に移りたいと思います。個人的には、ここは200人近い作業員さんが集う大きな現場なので、改めて大勢で取り組む「建築のおもしろさ」を感じているんだけど、みんなはどうかな?例えば、自分が考えた工程通りに、ちゃんと現場が進んでいる様子を見るだけでも私はうれしい。だから、完成した時のやりがいや喜びはひとしおだろうな、と思ってる。

私も完成が楽しみです。前の現場はスーパーで、オープンの日に買い物に行ったんです。その時もとてもうれしかったので、今回も竣工を楽しみにしています。

私はもっと単純なことなんですけど、ここに来た時はまだ基礎工事をやっていて、周りから全然見えなかったのに、最近は遠くからでも建物が見えるようになって、それだけで、もう、うれしいです。

だよね。単純だけど、建物ができ上がっていくのが見えるのは、うれしいよね。

自分も上の階から下の階に降りてくると、下の階はもう内装まで仕上がっているので、一連の建築の流れが見えておもしろいです。徐々にできあがっているんだっていうのが目に見えるので、うれしくもあります。

僕も内装が始まってから実感したのですが、当たり前ですけど、自分の住んでいる家だと、壁とか床とかを剥がすことはできないから、家がどんな風につくられているのかなんて分からないけど、こうやって現場にいれば、基礎・躯体・内装と全部見られるんだな、と。建物はこうやってつくられているんだということが、全部分かるのはおもしろいです。これが、施工管理の醍醐味のひとつなんじゃないかなと思いました。

私は今回、この工法が初めての社員・職人さんが多い中、初めは1フロア12日かけてつくっていたものを、徐々に短くして、結果1フロア8日になって、このサイクルで順調に進み出した時、「すごい!」って感動した。「本当にこんなに短くできるんだ!」っていう驚きもあったな…。

確かに。今度、実験的に7日サイクルもやるしね。関係者みんなが、工期短縮に向けて貪欲に、常に改善・挑戦をして、実現している。すごいことだと思う。

この先の目標や挑戦したいこと


じゃあ最後に、この先の目標や挑戦したいことをひとりずつ、どうぞ。

自分はとにかく、担当しているPCaサイトでの残りの工事を、気持ちよく完了したいです。

ん?どういうこと?

この先、PCaサイトでつくる部材の数は限られているので、1つひとつしっかりとミスなく仕上げて終わりたい。…ということです。

なるほどね。失敗の反省を活かして、ということね。

はい。施工階に上げた後に注意を受けないように、キチンとPCサイトで自分が確認をして、バッチリやりたいと思っています!

僕は今回、八島さんにご指導いただきながら、内装を担当しているんですが、いろいろな内装業者さんとのやりとりがあって、「躯体工事よりも楽しい」と感じています。今回のマンションはタイプがA~Zまで26タイプあり、さらにメニュープラン・オプションもあります。まずは、この全てをしっかりと完成させられるようにしたいです。

私は、まずは「無事故・無災害」。

そうね。山﨑と赤井からなぜそれが出てこないのかな、と思って聞いてた…。
(ミスった…!)

施工が進み、高層階になるにつれて自分でも恐怖心が増していて、「無事故・無災害」に気をつけなければ、と思っているんです。高所の足場に立ったり、重たいものを吊り下げていて「下に入らないように」と注意を受けたり、ヒヤリハットの話を聞いたりするたびに「怖いな」と思っています。

それくらい恐怖心はあっていいと思うよ。大丈夫だと油断する方が危険。あまり怖がってなさそうな、山﨑さんと赤井さんの方が心配だわ。気を付けてね。
すみません…。気を付けます。

あと、今回私は躯体工事担当だったので、次は内装工事もやってみたいな、と。

分かる。やってみたいよね。内装工事は仕上がりに直結するから、小さな段差や細かな見た目など、注意しなきゃいけないところが多くて大変そうだけどね。私も躯体工事担当だから、同じこと思ってた。まぁ、その前に、しっかりと躯体を仕上げることが当面の目標だけど。これから上階の躯体工事に入り、今までの階と異なる部分が出てくるので、ミスをしないように頑張ろうね。

はい!

最後、私の目標ですが、現場管理の基本として、全員に無事に帰ってもらう「無事故・無災害」の為に安全作業を徹底することと、品質に不具合がないように管理することを、最後まで気を抜かずに続けたいと思う。あとは、個人的な目標として、30代前半で現場代理人を務められるようにしたい。そのためにも、この現場で、堀江統括所長・佐藤所長・川上副所長・荻原副所長の背中を見て、多くを学び取りたいと思っています。
おぉ~!(心の中で拍手)

とりあえず、昨年入社の3人はこの調子で、現場で鍛えられて、力強く育ってください。失敗した経験を含め、通るべき道をしっかりと通っていると思うので。
はい!ありがとうございます!

新潟駅南口 建築物等整備事業については、コーポレートサイトの FUKUDA JOURNAL もぜひご覧ください。
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