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教育

フクダグループ合同 新入社員研修〈第2回〉を実施しました

 4月11日、新潟市内のANAクラウンプラザホテル新潟を会場に、フクダグループ合同新入社員研修〈第2回〉が実施されました。

 午前中のプログラムでは、前回に引き続きグループワークを実施。今回は「グループスピリットの実現のために、自分たちはどう取り組むべきか」というテーマのもと、各班で意見を出し合い、真剣な話し合いを重ねました。それぞれの班が導き出した考えを共有する発表も行われ、多様な視点と価値観が交錯する学びの場となりました。

午後はさらに発展的なグループワークとして、「グループのシンボル」をテーマに、班ごとに創作活動に取り組み、自分たちの価値観や目指したい姿を表現するために意見を出し合い、形や色、言葉の選び方にもこだわりながら、オリジナルのシンボルをつくり上げました。限られた時間のなかで役割を分担し、試行錯誤しながらも一体感をもって制作に臨む姿には、チームワークの芽生えと創造力の高さがうかがえました。研修担当者もその様子を見守りながら、適切なサポートを行い、参加者が自分たちのアイデアを形にする過程を支えました。

完成したシンボルは各班からの発表を通じて披露され、個性あふれる説明とともに、それぞれの思いが込められた作品が紹介されました。各班のユニークな発想と熱意が詰まったシンボルに、会場からはたびたび感嘆の声が上がりました。

 発表後には参加者全員による投票タイムが設けられ、「ベストシンボル賞」が決定。見事受賞した班の代表者からは、「まさか自分たちが選ばれるとは思っていなかったが、全員で一生懸命取り組んだ結果が形になり、とても嬉しい」と、喜びのコメントが寄せられました。

グループワークの様子を見守っていた各社の担当者からは、「グループ全員で協力して進めようとする姿勢が印象的だった」「発表時間を守ることの大切さを学ぶ機会にもなったのではないか」といったコメントが寄せられ、すべての新入社員に改めて温かい拍手が送られました。

最後に経営企画部長の福田より総評として、「なにもないところからでも、力を合わせれば、これほど素晴らしいものをつくりあげることができる。この経験を糧に、これから社会人として働くうえでの力にしていってください」との言葉が贈られました。

また、今回の司会進行を務めたのは、入社10年目の研修担当者。

落ち着いた口調と的確な進行で、全体の流れをスムーズに導いてくれました。参加者が安心して研修に集中できたのも、こうした支えがあってこそ。新入社員にとっても、経験を重ねた先にこうした役割を担う姿があることは、大きな刺激になったことでしょう。

 研修の締めくくりには、代表取締役社長 荒明の乾杯挨拶のもと、懇親会がスタート。フクダグループの有志メンバーで構成される、万代太鼓 福鵬会による迫力ある太鼓演奏で華やかに幕を開けました。

乾杯は全員がソフトドリンクで行い、互いの健闘と今後の飛躍を祝しました。会場にはスイーツビュッフェも用意され、談笑と交流のひとときが続きました。

 研修期間を通じて、新入社員と研修担当者との間には言葉では言い表せないほどの信頼と一体感が育まれました。新入社員の姿に日々成長を感じながら、担当者にとっても心に残る時間となったようです。

懇親会の結びには、福田道路株式会社 坂上社長より、「これから働くうえで大切なのは、気持ちをひとつにすること。三本締めにはそうした心意気を整える意味がある」と語られ、全員で力強く三本締めを行い、盛会のうちに第2回研修は終了しました。

1日にわたる全プログラムをやり遂げた新入社員の皆さんの姿には、確かな成長と頼もしさが感じられました。この経験を糧に、これからそれぞれのフィールドで一歩ずつ前進していく皆さんの未来を、心から応援しています。